やり過ぎは厳禁か

ソーシャルゲームが人気を呼び、新しいゲーム市場が完成したものの同時に問題を呼び起こしているのがレアキャラが入手できるガチャシステムについてだ。確率通りに排出されず、何十万という課金で得られなかった問題が出るなど、スマホゲーム市場の闇が暴かれていく。このサイトではそんなスマホゲームでよくあるガチャ問題を独自視点で考察していきます。

投資した先に待つのは

ガチャの為に用いる課金額、それは世界で日本が断トツの1位となっている。次点にオンラインゲーム大国と謳われている韓国が付いている。アメリカもそれなりにオンラインゲームは盛んではあるが、課金するほど熱中する人ばかりではない。とりわけ日本の数字が異常と言えるかもしれません、毎月使用している課金の総額が月単位かつドル換算でおよそ『23ドル』前後と言われているのだ。日本円で見るならおよそ平均で20,000円前後となっていますが、当然この数字よりも上がいるのは言うまでもない。

金に物を言わせてゲームを楽しんでいる、というよりはそこまで浪費してでも手に入れるべきものなのかと、当然過ぎる疑問を抱かれるという。これについては海外の人の意見が至極正しく、真っ当な感想といえます。間違っているのは日本人なのかもしれません、ですが成功している作品はそれだけユーザーを引き込めるだけの作品だからこそ人気なのです。グラブルも騒動はあったものの、根強い人気によって衰える事を知りません。

こうした成功例があるせいか、最近では全く畑違いだった企業が市場に参入して一儲けしようと企む企業も出始めたのです。ゲームを開発して売りだせば大儲けが出来る、課金するように射幸心を煽ればじゃぶじゃぶとユーザーがお金を使ってくれる、そんな悪意に満ちた企業も実際にあるからだ。そうした企業に限って、ファンが数多くいる作品の開発に着手したりするなどの動きを魅せている。

ただそうした企業が開発したスマホゲームほど酷いものはない。

ゲームの品質

利益だけを追求して開発をしている企業のゲームでは、ユーザーが面白いかどうかなどは二の次で、いかにして課金してくれるかを至上命題として考える。それ以外は何を犠牲にしても構わないとして、杜撰な作品を世に送り出すケースが後を絶たないのだ。またそうした企業ほど手口は混んでいて、レアなアイテムが出にくくするガチャの確率操作をしているといった行いも実際に横行しているという。確率操作についてはどこの企業も似たようなものだが、中には出ると銘打っておきながら確率は『0%』と設定しているケースもあるというのだ。

詐欺なのは言うまでもない、だが企業によっては利益目的でこうしたユーザーの意見やゲームの品質など蔑ろにしているような作品も実際に存在している。そうした作品ほどそうそうに人気が出ないままサービスを終了するなど、思った以上に結果が出なかったと怒り散らしている人もいたかもしれません。

ゲームはやはり面白くなくては続かない、面白いかどうか、それに対して課金するだけの価値があるかないかが焦点でもある。ユーザーにすれば面白くもなんともない作品に課金するほどバカらしい物はない。ですが中には人気作をタイアップして、さらに大ヒットを記録しているはずの作品を抱えた企業が送り出した作品の中にも、駄作と呼ばざるをえないものもある。

もはや黒歴史に

駄作とまで呼ばれる作品の中で筆者が紹介したいのは、『爆走兄弟レッツ&ゴー ミニ四駆ワールドランナー』と呼ばれる作品だ。2015年6月からAndroid版が、7月からiOS版が配信され、往年のファンが楽しみにしていた作品でもある。個人的にも楽しみにしていたが、ゲームを始めた瞬間に呆れ返ってしまった。それというのも、ミニ四駆を楽しむというよりはただマシンを走らせて終わりのないゴールまで走らせるという、誰得ゲームだったのだ。

ちなみにこちらのゲームを開発したのは人気作品ラブライブをテーマにした『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』などを開発したブシロードが手がけたものだったのです。有名な企業だったので誰もが安心していたのだが、いざ配信が始まると期待の斜め上を行くありえないゲーム性に誰もが唖然を通り越して、爆笑騒ぎとまで言われる始末だった。

その後も何とか配信され続けていたが、2016年3月を持ってサービス終了が発表される。人気作をテーマにしただけに残念すぎるゲームの内容に誰もが失笑を隠せなかったが、終了も当然という声も多かった。

これも1つの問題

ゲーム品質に関しての問題は今に始まったことではない。作って課金するように煽ればきっと馬鹿なユーザーたちがドンドンつぎ込んでくれるとして、内容を空っぽにして提供する作品が乱雑に出現するなど、ガチャという課金システムによる弊害として中身の無いゲームが配信される問題も囁かれている。

本来の醍醐味であるゲームシナリオの形骸化などありえない話だ、それを平然と行っている企業もあるためにスマホゲーム市場の闇ほど深いものはない。