業界でかなりキツイと言われている

ソーシャルゲームが人気を呼び、新しいゲーム市場が完成したものの同時に問題を呼び起こしているのがレアキャラが入手できるガチャシステムについてだ。確率通りに排出されず、何十万という課金で得られなかった問題が出るなど、スマホゲーム市場の闇が暴かれていく。このサイトではそんなスマホゲームでよくあるガチャ問題を独自視点で考察していきます。

Fate/GrandOrderも相当叩かれている

グラブルのようにオリジナル作品が叩かれているのもそうだが、その裏には人気作をベースとした作品がスマホゲームとなって登場したケースはいくらでもある。レッツ&ゴーのように語りついではいけない物もありますが、その一方で最初こそ相当苦情が殺到した作品が今では段々と持ち直しているケースもある。それでも未だ叩かれているのだが、結局作品が面白いからと人気を集めているものの例として、『Fate/GrandOrder』もまたガチャ問題が巻き起こっていた。

ちなみに言えば筆者はこのゲームを配信開始日からやりこんでいる、そして件のガチャも入れ込んでいる。結果がどうかと尋ねられると、良い思いもした事もあれば予想外の結果を招いたこともあり、中にはそれでこそ爆死したという実例をわんさか抱えている。けれど止めるつもりはない、なぜかと言われればファンだからだ。この作品も根強いファンが多く、スマホゲーム市場で人気作と言われる柱の一本とも言える。

そんなFateGOのガチャについてですが、配信開始の時と2016年3月現在の時と比べれば良くなったの一言に尽きる。それが何を指しているのかといえば、提示された確率がまたややこしい表示がなされていたからだ。

FateGOのガチャ

今作においてキャラクターことを『サーヴァント』、キャラクターに装備できるアイテムのことを『概念礼装』と呼んでいる。この2つを掛け合わせた有料ガチャが実施されている。こちらの作品もやはり高レアリティの高いキャラクターが出るかどうかでメインシナリオの進展具合に影響を及ぼすため、出そうと必死になっていた人も多い。ですがその実態があまりに酷く、また提示されていた内容とは明らかに違うだろうといえる排出確率がサービス開始当初に明記されていた。

まず2015年7月末に配信されたガチャ確率については、

★5 ★4 ★3
確率 5% 15% 80%

このように表示されていた。

筆者はこの時までスマホゲームの確率や表記についてこれが普通なのだろうと思っていた。それくらい当時はあまり精通していなかったが、いざやってみると出てくるのは装備である概念礼装ばかりで、今作の見どころであるサーヴァントが一切出てこないという展開を見せる。筆者も目当てのサーヴァントがいたため、懲りずに投資をして何とか最高レアリティの★5のサーヴァントを何体か獲得することは出来た。ただ目当てを手に入れるまで月を跨いでの投資でやっと、という徒労もある。ちなみに言えば今作の代表でもある青セイバーことアルトリア・ペンドラゴンは一番欲しかったジャンヌ・ダルクを出すまでに5体も出た時には、喜んで良いのかわからない気持ちに苛まれたものだ。

見て分かるようにサーヴァントと概念礼装が記載されている数字で排出されると誰もが思ったに違いない、けれど実態はそうではなかった。当然そのことに苦情が殺到し、開発元がやっと示した正確な確率が発表される。

★5 ★4 ★3
サーヴァント 1% 3% 20%
概念礼装 4% 12% 60%

※10連ガチャで★4以上1枚確定

これで納得した、という人はいなかった。数字を見た時は、筆者もこれはさすがにおかしいだろうと思ったものです。この作品ではサーヴァントありきでプレイしているはずなのに、肝心のキャラが出づらくてアイテムばかり排出するというありえないゲームシステムだったのだ。ここからはお馴染みの苦情祭だったが、ユーザーからの意見という名の文句があまりに殺到したおかげで次のような改善でようやくの落ち着きを見せた

★5 ★4 ★3
サーヴァント 1% 3% 40%
概念礼装 4% 12% 40%

※10連ガチャで★4以上1枚、サーヴァント1体確定

ちなみにここまでの変遷に4ヶ月程度の時間を要した。そもそも炎上しないだろうと考えていたのかどうかは分からないが、炎上しないわけがないのは目に見えていた。これこそ課金するなんて馬鹿げている、そう思われても仕方がなかった。

グラブルよりも知名度は高い

ここまでの炎上を見せたのは、Fateという作品がグラブルなどよりも長く愛され続けている作品だからだ。始まりは2004年のアダルトPCゲームから始まり、二度のテレビアニメ化に加えて劇場アニメ化も次回作を含めて2作、さらに原作PCゲームのコンシューマーゲームへの移行に加えて、書籍などにも派生作品がメディアミックス展開が行われている。

それだけ人気が高いゆえにスマホゲームについても期待が高かったが、配信開始当初の声ほど酷いものはなかった。今ではやっと全体的なゲームバランスが安定化したおかげで落ち着きはしたものの、ガチャの排出の渋さはスマホゲームの中でも際立っていると言われている。それは確かに感じなくもない、ここもやはり限定ガチャによって確率を絞っているという点が否めないだろう。

それでも人気は衰えない

批判も堪えないが、人気は依然として変わらないのも事実だ。ダウンロード数に付いて言えば伸び悩んでいるものの、ユーザーの数は確実に増えているのは間違いない。そして作品に対して版元である企業からのチェックと修正がとてつもなく厳しいという話も耳にするので、今後も期待は出来ることだけは間違いない。いうなれば、このまま何事も無く配信をずっと続けていって欲しいと願うばかりだ。グラブルのような不祥事が起これば、まず一発で危ういことになるのだけは間違いなく見えてくる。